夏野菜なのに、紛らわしい名前だ。
夏に収穫しても、常温保存で冬まで食べられるからだそう。
冷蔵庫も冷凍庫も、ビニールハウスもなかった時代、冬でも食べられる青物野菜は貴重だったに違いない。
インド原産で、奈良時代には広まっていたらしい。
自分が食べたくなるのは夏の終わり。
ほっと一息つきたくなる頃だ。
スーパーに、地元の野菜コーナーがあり、思わず買ってしまったが、まな板の上に置いた途端、後悔した。
小ぶりなものを選んだつもりだったが、まな板が無理。
ノートの下敷きに毛が生えたような、ペラペラのまな板は、冬瓜の下に隠れてすっかりへこたれている。
包丁も無理。
キュウリを刻むのとは次元が違う。
まるで刃が立たない。
長期保存可能な訳だ。

